10月12日の東京株式本則市場は小売りの主力級が下げる一方、日経平均、TOPIX、2部指数は反発

 東京株式本則市場は、日経平均が前日比103円80銭高の2万2694円66銭、TOPIXは前日比0.59ポイント高の1702.45ポイント、東証二部指数が前日比49.20ポイント高の7145.26ポイントで10月12日金曜日の取引を終えました。

 前日のアメリカ株続落に加えて、12日が株価指数オプション10月物のSQ値算出日であることから株価指数先物に絡む売買で下落する場面もありましたが、中国の9月貿易統計が、トランプ政権による中国輸入品への関税賦課前の駆け込み需要もあって中国の貿易収支が2132億元の黒字となったことで中国株が上昇したために中国関連株に買いが入ったほか、日銀によるETF買いの思惑や自立反発を見込んだ押し目買いが優勢となり、3指数は反発しました。

 東証一部上場2109銘柄のうち、値上がり銘柄が1130銘柄、値下がり銘柄が926銘柄、前日比変わらずが53銘柄でした。東証一部の規模別指数は、前日比で大型株指数が0.07%安、中型株指数が0.07%高、小型株指数が0.47%高となり、中小株への買いが目立ちました。

 33業種別指数ランキングは全33業種中16業種が前日比で値上がりし、その他製品、機械業、情報・通信業、ガラス土石製品、金属製品がトップ5に入る一方、保険業や陸運業、電気・ガス業、医薬品、倉庫運輸関連がワースト5に入りました。

 ソフトバンクグループや資生堂、任天堂が反発する一方で、前日に発表したビッグカメラの連結決算が免税売上げの減速や先行費用や決算賞与の発生で市場予想に届かずに前日比60円安の1426円で終えたほか、ファーストリテイリングやユニーファミリマートグループ、セブン&アイホールディングス、イオンなどの小売の主力級が下落しました。

 コシダカホールディングスがストップ高を達成して全取引所株式ランキング値上がり率2位に入る一方で、バカマツタケの完全人工培養を材料に一本調子で上がっていた多木化学が手仕舞い売りで一時ストップ安となり、前日比1230円安の8000円で終えました。

 東証二部は上場503銘柄中、値上がり数は323銘柄、値下がり数が118銘柄、前日比変わらずが41銘柄となりました。10月10日に中間配当と第2四半期を発表していたコンクリート二次製品のトーヨーアサノが前日比700円高かつストップ高4780円で終えて、同ランキング値上がり率7位に入りました。アイフル 親にバレない